クリーニング資材全般の販売から、チラシポップなどの
販促品の販売と企画制作等々幅広くクリーニング店を応援。

過去に開催されたセミナー

2013.06.27　廣瀬商事(株)・廣瀬社長、(株)石井文泉堂・石井社長との合同講習会

2013年6月27日（木）
大阪府教育会館タカツガーデンにおいて廣瀬商事株式会社の廣瀬社長と
株式会社石井文泉堂の石井社長との合同講習会が開催されました。

簡単ケータイＤＭシステム「ひろめ～ル」
2012年の携帯電話普及率は94.5％と
ほぼ一人一台の時代に入りました。
近年はスマートフォン等の高機能を備えた機種が主流となり、さまざまな情報を得るための必需品であると言えます。また同時にメール会員の普及率もうなぎ上りで、マクドナルドでは2010年の数字で1880万人を突破、今では3000万人にも達すると言われております。その背景にあるのは企業側と利用者の相互メリットがあるといえるでしょう。

利用者はＱＲコードを読み取るだけで簡単に登録でき、情報やクーポン等を取得できます。
また企業側は今までのチラシやＤＭに比べて格段の経費節減ができるだけでなく、
企画が整えばいつでも好きな時に配信ができて、しかも開封率が高いと言ったメリットがあります。クリーニング業はお客様に有益な情報「例えば簡単な衣類のお手入れ法や繊維の情報等」を知ってもらうのも今後の信頼に結びつくと思います。ぜひクーポンだけではなく多方面での携帯メール配信の導入をお勧め致します。

この夏の閑散期対策
クリーニングの年間売上は有効会員数×年間支出ですが、支出額の幅で大きく売上が変わってきます。この支出額を上げるためには　(1)客数を増やす　(2)一点単価を増やす(3)持ち込み点数を減らさない　の三つの要素が必要になってきます。

例えば、自店の半径500ｍの地域をマッピングして来られていない地域にピンポイントでチラシ等の販促物をポスティングする。

（これは上記のひろめ～ルにも付いている機能です）
また単価アップのためには付加価値加工や特殊しみ抜きなどの
お客様が受け入れてくれやすい提案が大事になってきます。
一般のお客様はまだまだプロのクリーニングの中身を知りません。

例えばＹシャツは温水で洗うのが業界では当たり前の事ですが、あえて温水Ｙシャツと謳うだけでお客様の反応が変わるものです。ニュースレターやメール等を利用してクリーニングの中身を知ってもらう事で安心と信頼に繋げていきたいものです。

お客様と末永くお付き合いするためにお客様を知りましょう。売上を分析すると実に5％のお客様で売上の30％、10％のお客様で45％の売上を占めてしまいます。長くお付き合いをするために上位客様の名前を憶えて来店時には名前で呼んであげましょう。決して悪い気はしないものです。

また新規客には自筆の手紙でお礼を送るのも、その後のリピーターに繋がる大きな要素になると思われます。

今回は手法は違えど互いに売上アップに繋がる話の内容でした。今一度、自店の売上状況やお客様に対してのサービスをじっくり分析してみる機会にしていただければと思います。